ゼロリセットの月。
もう７月中から8月のエネルギーに前のりしている人もいる
少なくない気配を感じます。
８月は身動きがとれないというところから出発となるようです。
いったい何をどうしていいかわからない
これといって何も問題はないけれど違和感でいっぱい
自分は世界から取り残されている
そんな気分が起こったら、今月の波にのるチャンスです。
あなたの生活の中で、
八方塞がりな気分が起こる分野はなんでしょうか？
仕事
人間関係
パートナーシップ
自分の性格
自分の癖
夢
学び
お金
あるいは、もっと哲学的なことでしょうか？
窓も何もない高い壁囲まれて、その向こうの世界を味わいたいのに、
何をどうしていいかの手がかりさえないという分野はありますか？
ブレークスルーが何年も起きていない分野はありますか？
分野が見つかったら、その中でも、
とくに閉塞感を感じていることはありますか？
今月、まず最初にやってほしいことは、
閉塞感を感じている分野を正直に認めること。
自分の人生にないものとしてしまった何かを認めることです。
認めるときに、くやしさ、恥ずかしさ、後悔、怒り、
孤独感と向き合わざるを得ないので
簡単なことではないかもしれません。
そして、閉塞感としばらくともにいてみましょう
抜け出すにはどうしたらいいか
気持を前向きにするにはどうしたらいいか
ではなくて、
「閉塞感」に意識を向けてください。
抜け出すにはどうしたらいいかこれまで散々手さぐりしても
だめだったので、閉塞感を味わっているんです。
だから、気持ちを前向きにしようとする方向に意識を使うと、
本当は手放していないこと、諦めざる負えないと思っていることに
再び心のふたをしていまいます。
閉塞感というのはかなり厄介なものです。
そこに意識を向けるのはたやすいことではないでしょう。
でも、今月は本当にチャンスなんです。
なぜなら、
閉塞感の暗闇の中で、
リセットが起こる。
これまで自分の中に存在しなかった選択肢が
純粋な可能性のエネルギーの中から、産声をあげるのです。
まさかこんなこと？
予想外の思いがあなたの中に生まれます。
自分でも、何かの間違い何かと思う
ようなことかもしれません。
閉塞感を認めるのも嫌だったけれど、
新しい選択肢も認めがたいものとなるかもしれません。
最初のうちは…
そうであっても、閉塞感の暗闇から生まれた、
意外な思いを大切に見守ってほしいのです。
たとえ、今までの自分を否定することになっても、
大きな変更を余儀なくされることであっても…
そんなの無理
ありえない
そんな言葉が浮かんできたら、
そっとやさしく脇に置いて、
新しい思いを見守ってください。
今月はそこに向かって
具体的に進んでいく段階ではありません。
その思いが自分にとってどれほど切実で、
払いのけがたい物なのかを
静かに見極める月です。
ライフサイクルの終焉を迎えた果実から出てきた種。
その種が発芽するかどうかを、
守られた環境を与えて、見守るように、
「まさかこんなこと」が
「そうか、この思いが生まれるのを待ってたんだ。
ありがとう。」
に変わるまで、見守るのです。
見守っている間、
どんどん心と体が軽くなっていくでしょう。
たくさんのとらわれと、
過去のデータが初期化されていきます。
今月の終わりには、壁はすっかりなくなっているでしょう。
人生に行き詰まりを感じていない人も、
特定の分野に関しては、
閉塞感を感じることがあるかもしれません。
ぜひ、それに関してやってみてください。
人生のさまざまな分野というのは
別々にあるのではなくて、それぞれ関係しています。
エネルギーは分野を貫いて循環しています。
他の分野の閉塞感に受け入れることで、
すでにいい状態にある分野にも、
さらにいい影響があるはずです。
今月のポイントは、
閉塞感に対処するのではなくて、
「閉塞感もありだわ！」と
そこにとどまることから出発する。
閉塞感を感じるままにする。
そこから生まれるものに自分を導いてもらう。
人によっては大きく人生が変わる節目にもなりそうです。
純粋な可能性のエネルギーに、
自分を明け渡すことを意識していくといいでしょう。
見えない存在たちがいつでも見守っているということも
頭の片隅に置きつつ…
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