幸せのパスワードを手に入れるトリニティ数秘術
創始者の岡田歩です。

私が講座で学ぶことなしに、数秘術の本も一切読まずに
どうやってトリニティ数秘術を生み出したかの物語・第7回!

33でも333でもない ー トリニティ数秘術ができるまで(6)で書いたように、
数秘術の先生の仕事の通訳の仕事は、結局、2年半ぐらいやりましたが、
最初は本当に四苦八苦しました。

自然の叡智に触れられるのが楽しい
お客さんの役にたつことが嬉しい

その気持ちで乗り切りましたが、

 

それに、もう一つ、私の原動力となったものがあったのです。

 

それは、このセッションの提供に先だって
一か月以上セドナで過ごしたのですが、
そのときの時間が私を支えていたんです。

 

12月の上旬から、クリスマス、お正月を挟んで翌年一月まで滞在しました。

この1か月の間は、ほとんど、遠隔ヒーリングもせずに、
ただただ自分だけのために時間を使いました。

 

2006年から本格的にリコネクティブ・ヒーリングの仕事を始めて、
2年間突っ走ってました。

毎日 5~7名の個人セッションをし、週休は1日。
600人規模のセミナーでのティーチング・アシスタントや、
海外での研修も年に数回ありました。

2年間本当に休みなく動き回っていました。

そろそろ休みたい!
1か月まるまる休みをいただくことにしたのです。

 

セドナで、一軒屋を借りて、のんびりしてました。

友人が来たり、なぜか、大学時代の元カレがお正月にセドナにやってきて、
一緒にホピの居留地にドライブしたり(笑) 

 

大学時代は、二人ともアメリカの文学にはまっていて、
ジャック・ケルアックのファンだったので、
アメリカを車で走ることにものすごい憧れを持っていたなぁ。

まさか、20年後、実現するとは…..

雪が降って路面が凍結したハイウェイを、
ブレーキがあんまりきかないレンタカーで走りながら、
道に迷う体験は、だいぶ面白かったです(笑)。

ガチで手に汗にぎってました。

 

1か月のセドナ滞在のメインイベントは、
ただ、休むに加え、神聖幾何学の勉強。

3週間は遊び倒して、友人たちが帰った後、
私は、一人で、ずっと本を読んでいました。

 

マスターから、
「数秘術は本では学べない。」
「数秘術の本で薦められるものはない」と最初っから、
きっぱりと言い渡されていましたが、
1つだけ、絶対に読むように勧められた本がありました。

当然、数秘術の本ではありません。

 

これ 

 

A Beginner’s Guide to Constructing the Universe:

The Mathematical Archetypes of Nature, Art, and Science

 

宇宙を組み立てるためのビギナーズ・ガイド
自然とアートと科学の数学的なアーキタイプ

ビギナーズって書いてあるけど、そうは思えない字面。

 

しかも日本語翻訳なしの350ページ。

涙。

 

これ、神聖幾何学と数字の本です。

 

純粋に数字だけで、その数字が持つエネルギーを感じ取るのって、
ハードルが高いです。

数字って、五感ではとらえられない概念だから、難しんですよね。

 

数字を形化して目に見える状態になっている幾何学から
感じ取るほうが、ハードルがめーっちゃ下がります。

 

たとえば、5という数字を幾何学にすると、
五角形とか★型だけでなく、オウムガイの渦巻きとか、人間の体とか、

5つの花をつける植物とか、黄金比とか、
まあ、いろんな形になります。

 

 

なぜ、これが5なんだというのは、話すと長くなるので、

ぜひ、数字と宇宙講座に来てください!(笑)
(⇒ https://trinity1-9.jp/course_list/

 

話がそれたけど、とにかく、そうしたいろんな形として表現された5は、
命とか、再生とか、人間性とか、セクシャリティとか、
優越感とか、いろんなことを伝えてくれます。

「5には、命とか、再生とか、人間性とか etc  っていう意味があります。」

と言葉だけで説明するとしたら、それは、なんていうか、
自分とのつながりがない、無機的なただの思考。

コンピューターの中でコピーしているようなもの。

そうした、無機的な情報をコピーすることで、
実際に生なましく変化し続ける命ある人間のエネルギーを感じ取れるようになるとは、
私には思えません。

 

何より、私自身が自分がつまらないので、
数秘にも数字にも興味が持てない。

 

だからといって、自然に入って数字を感じろと言われても、
頭でっかちな私には、ちょっとわけがわかりませんでしたので、
唯一のおすすめ本を読むことにしたのです。

 

なので、セドナ滞在中、

 

 

冬だったから、こんなのを眺めながら。

ジミーに本を読んでいたんです。

 

いや、それがね、かなりエキサイティングだった。

 

ほー!!!!とか、はーっ!!!!とか、

数字ってすごいなと、心から驚嘆した日々。

 

でも、もともとは数学も苦手だったし、なんせ英語でしょ。
理解できないところが多々あります。

 

そうゆう箇所をメモしておいて、マスターに質問していったのです。
この時間はね、自分の人生の中でも、とりわけいい時間だったなぁ。

 

強く印象に残っていることはですね….

 

自分が買った本を持参して、マスターに質問をしたらですね、

ボールペンでぐちゃぐちゃの下線を突然、勝手に、がっつり、引かれて、

私の脳裏に

「○ね」と、よぎったことです(笑)。

 

当時の私には、マスターに一言申し上げることは大変困難を伴うことでしたが、
ものすごい勇気と気力を振り絞って、

「線を引かないでください。プリーズ。」

とお願いしました。

 

「Oh, Sorry」

 

と、言った、その10分後には、
2本目の線が引かれてましたけどね….

 

 

数字と宇宙、トリニティ数秘術マスターコースでは、
この本とマスターとの対話を通して、
浸透させた数字の叡智を
体験する時間を、
とても大切にしています。

私にとっては、セドナでのこの1か月の時間なければ、
数秘術を自分のものにすることはできなかったでしょう。

 

こうした数字のエネルギーの吸収の仕方は、
日本で通常の生活を送りながらだと、
かなり難しいと思うのね。

 

そんなことを教えてくれる人も見つからないでしょうし。

本は、英語のみだし。

 

だから、私の講座では、私がその世界を伝えています。
説明だけじゃなくて、工作とか、作図とか、そうした体験をとおして伝えています。

 

 

でね、あーでもない、こーでもないと、作図していると
わけわからなかったことが、突然、はっと落とし込めたりするから不思議なんです。

しかも、その形や数字のことじゃなくて、
まったく関係のない人間関係のことがほどけたりするんです。

本当ですよ。

わたし自身、神聖幾何学の本を読みながら、一生懸命作図しました。

 

こののち、これまた、セドナで神聖幾何学の先生と出会い、
その方の講座の通訳をすることで、神聖幾何学に触れる機会がありました。

 

そのときも、工作を通して気づきが深まるという体験をしたんです。

 

それにね、口で伝えるといっても、
情報をただ伝達しているのではないと思うんだ。

 

数秘術のこうしたチャートを作ることも、

 

数秘のリーディングの文章を読むことも、
その人のエネルギーに触れることなのだから、
私は、口で情報を発しながら、その数字のエネルギーそのものを導管として
波動共鳴させようとしているんです。

 

もともとエネルギー・ヒーラーですしね。

 

だから、トリニティ数秘術の講座は、知識を学ぶ場ではなくて、
ピュアな数字のエネルギーと交流するの場でもあるんです。

 

トリニティ数秘術のコースは、
だいたい一か月に1回お会いするペースなんですが、
一か月後に受講者のみなさんとお会いしたときに、
ものすごく変化しているということがあります。

その人らしさが、全面にでてきて、よりきれいになっていたり、
よりどっしりとしていたり、よりほのぼのとしていたり…

数秘術で自分の数字のエネルギーと共鳴し始めると、
純粋な数字のエネルギーによって、
ヒーリングの作用を受け取れるんです….

<もっと続く>

トリニティ数秘術ができるまで全シリーズ①~⑪

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