幸せのパスワードを手に入れる
トリニティ数秘術創始者の岡田歩です。
6月10日~16日までバルセロナに遠足に行ってきました。
スペインに行くこと
そして完成前のサグラダファミリアを見るという
長年の夢を仲間と一緒に叶えられた一瞬一瞬が
宝物となる旅でした!
サグラダ・ファミリアの外側の壁に
こんなのがあります。
ガウディは3という数字を大切にしているのですが
(3だけじゃないけどね)、ガウディの誕生日は25日。
トリニティ数秘術では、大まかなその人の性格&
その人にとってナチュラルなものの考え方がわかる
数字として生まれ日をとても重要視しています。
ガウディは25/7。
今回の旅の仲間は全員で6名だったのですが、
そのうち3名が生まれ日7系統。
そして33のマスターナンバーを持つ人も3名。
33と7臭がただよう旅になりそうです。
マスターナンバー33の意味
マスターナンバー33はよく、
宇宙人とか変り者と結びつけられているようですが、
トリニティ数秘術的には、その説明、まったくピンと来ない。
どの数字だって、どの切り口から見るかで変わり者になります。
どんな人だって、どんな切り口から見るかで変わり者になります。
変わり者と思わることを気にしないということであれば、
7という数字のほうがその傾向がはるかに強い。
宇宙人ということであれば、マスターナンバー99は
他の惑星の意識と強くつながるから
本気を出したときはそっちのほうが宇宙人では?
では、トリニティ数秘術ではどんな風に33のエネルギーを
捉えているかというとですね…
キーワードでいうと
愛と光の癒し。
キリスト意識&観音意識。
思いやり、慈悲、無条件の愛のエネルギー。
慈悲と許しによって人々の苦しみを癒す。
というと、ソフトで優しいイメージが湧くかもしれませんが、
そうでもないのです。
33、実はとっても革命的な性質があるんです。
3は自己表現のエネルギーですが、
私たちが生まれ持っている「自己表現する権利」を制限するような、
硬直した価値観や態度、考え方に対しては敢然と刃向かうのが33。
これまでそうであったからという理由や、
伝統だからという理由だけで続いている、
現状に合ってない古くさい考え方、態度、教えに
異議を申し立てます。
そして、苦しんでる人の痛みを感じると、
それを与えているものに対する
怒りの炎を内面に燃え上がらせます。
その怒りを状況を変えていくエネルギーに変換するという数字。
キリストだって、ソフトな人って感じじゃないですよね。
その時代の因習的な宗教の在り方に磔になるぐらい盾突いているわけですし。
無条件の愛、愛と光の癒し、怒り、革命、慈悲、
そんなキーワードが思い浮かぶ数字なんです。
わたしも、生まれて初めて行くバルセロナ。
さて、そんな(?)リトリート、どんな体験が待っているのでしょう?
個人的に一番萌えた。くじでのお部屋決め。
くじつくって持っていきました。
この旅で何を受け取って楽しみたいかのシェア。
リトリートっぽいことをした唯一の時間。
カタルーニャ音楽堂
ガウディと同時代のモデルニスモの建築家
モンタネールが設計し、
1908年に完成したコンサートホールです。
コンサート・ホールなんだから、
見学ではなくコンサートを体験したい!
今でも普通に使われてるんですよー。
ちょうどオーケストラのコンサートが開催される
ということだったので、日本から予約してみました。
「Canco d’amor i de guerra」って書いてあったんだけど、
スペイン語わからないし、まいっか。
会場は地元の人と思われる60代以上と思われる
お姉さまたちで埋め尽くされていました。
意外なことに観光客っぽい人はほどんど見かけませんでした。
現代オペラで、ストーリーはまったくわからず。
たぶん、労働者の人たちのなんか(?)と
ラブストーリーが絡んでるもの。
(わかんないよね~?私もわかりませんw)
でも、とにかく、会場が素晴らしかったし、
オペラを生で見てみたいという願いも一緒に叶った形になりました。
が、
ポイントは、最後の最後にやってきました。
最後の曲が終わると、すごい拍手で、
ブラボーって、みんな続々立ち上がるの。
立ち上がるほど素晴らしい演奏かと言われると、
わたしは微妙だったんだけど、
そんな私との温度差がすごい。
でも、みんなの激アツの拍手で、
いやがおうでも気分が高揚します。
💕があったかくなるのよ。
うわー、いいなぁ、って思っていたら、
次は、観客も一緒に全員で合唱。
もちろん、なんの歌かわかりません。
でも、この全員が知っている雰囲気から、
「君が代感」が漂います。
どうやら、カタルーニャの州歌。
独立宣言もしたから、ここにいるみなさんにとっては、
国歌といってもいいのかもしれません。
で、最後は、全員が何かの言葉をコールしています。
こぶしを振り上げている人たちもいます。
思い出すだけで鳥肌が立つ。
隣の方に聞いたら、やっぱり
「national anthem (国歌よ)」
興奮さめやらぬまま、席を立って、出口に向かうと、
また別のお姉さんが、歩いている私の腕をとり、
スペイン語で「私たちの歌なの!」と
熱く私に伝えてくれるんです。
ほとんど涙ぐんでいる人もいらっしゃいました。
ああ、こんなにも自分の国に誇りや思いがあるんだなと、
肌身で感じました。
本当に今この文章を打ちこんでいても、
鳥肌がたちます。
タルーニャの洗礼を受けさせていただいたような
かけがえのない経験です。
まさか、こんなに素晴らしい旅の始まりになるとは
思っていなかった!
めっちゃサプライズ!
あとで調べたら「収穫人」という曲だとわかりました。
この曲 ↓
https://youtu.be/paBFmy658wA
スペインの圧制に対して起きた1640年の農民放棄・収穫人戦争のときに
生まれた曲だそうです。
『時が来れば、我らを拘束する鎖を断ち切るのだ』
って歌詞が入っています!
なんだか33的!
この日の感動は一生忘れない。
わたしはわたしの自己表現を解き放ち、
わたしの自由を抑圧し、苦しめる自分自身の鎖を断ち切る。
そして愛に躊躇しない。
そんな共鳴の鳥肌でありますように!